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◆ 緩速ろ過池保守工事
 
 
緩速ろ過とは、ろ過層の表面に自然にできる生物膜を通してろ過する方法で、LV4〜5m/日程度のゆっくりした速度で水を通過させるろ過法です。

緩速ろ過池の原水濁度は10度以下です。そのため急にろ過層がつまることはありませんが、20〜40日位経つと、ろ過層表面に汚泥やその他のものが溜まり損失水頭が増加してきます。

保守(メンテナンス)工事は、ろ過池の中に入っていた旧砂と新砂や洗浄したろ過砂をそれぞれ上下層入れ替え、ろ過能力を回復させる工事です。

 
工程
ろ過層表面に詰まった汚泥などを除去する「削り取り」を行います。数日後には生物膜が生育して再びろ過機能が回復・運転を再開しますが、削り取りを繰り返すうちにろ過層は徐々に減少してくる為、元のろ過層厚に戻す「補砂(天地替え)」を行います。

新砂や洗浄した砂を下層、旧砂を上層へ敷き込む作業をろ過池全体で行いますが、新砂と旧砂とを入れ替え るため「切り返し」「天地替え」と言われています。

<工程の大略>
ろ過材搬出→有孔レンガ撤去→ろ過材洗浄→ろ過池補修・点検→有孔レンガ敷き直し→ろ過材敷き直し

工事の必要性
長年、削り取りと補砂の繰り返しにより、削り取り時に除去しきれなかった汚れがろ過下層部及び、砂利層または集水装置にまで侵積、更に汚泥物質が剥離してブレークスルーも発生し、処理水水質に悪影響を及ぼします。

また、下部集水装置の目地やモルタルや壁面コンクリートの劣化・破損が生じ、結果的に維持管理費の増額に繋がってしまいます。そのため、定期的なろ過材入替工事ろ過池更生工事が必要となります。



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